南京豆NAMENAME×家のカギ

合同公演 短編集

『口を開けば孤独

 

『犬も食わない、棒には当たる』

「え、今…!?」 

引越し作業が始まっちゃったけど別れ話をしたい彼女と、別れ話よりは引越し作業がしたい彼氏の話。または、早く仕事を終わらせたい引越し業者の話。

 

『オクタ』

噂話に七不思議、怪奇現象、ミステリー。

見えないからこそ面白い、分からないうちが楽しみどころ。

結末や真実はどうでもいいのだ。

 

そんな先達の教えを守って、ミステリー部は今日も駄弁る。


【作・演出】

高村颯志(家のカギ)

 

【出演】

「犬も食わない、棒には当たる」

久保瑠衣香(W.FOXX)  北原州真

村松ママンスキー(劇団鋼鉄村松)  山田奈々緒(家のカギ)

 

「オクタ」

武田紗保  五十嵐恵美(家のカギ)

北原州真  今井未定

 


2021年6月15日(火)〜20日(日)

@スタジオ空洞

 

主宰・高村コメント

 

コロナ禍で、身動きも取れず心身ともにやられてしまったころ

南京豆NAMENAME主宰の河村さんからお声がけいただいて、合同公演の計画が始まりました。

たくさんの学びと反省の詰まった経験になったと思います。

 

 

以下には、家のカギで作った2本の作品についてコメントしたいと思います。

 

 

『犬も食わない、棒には当たる』

この演目は

随分前からプロットがありました。

あらすじにある範囲のことは全て決まっていて、彼女が何を掘り返すのかが空白でした。

 

この企画が進み出したころくらいに、企画とは関係なくたまたま何人かの出演者と電話をしたとき、お互いの恋愛の話をしました。

特に過去の恋愛の話をしたんですが、これがまあ個性的でユーモラスなエピソードが出るわ出るわで。それをそのまま、使った部分が多分にありました。

おかげで体重の乗った、楽しい作品になったと思います。

 

 

『オクタ』

この演目は元々は、すごくぶっちゃけて言うと

キャスティングのバランスを取ろうという目的がありました。

4演目を10人で分担することを考えると、比重や負担、出演数が偏るのは明白でした。なので、残りの演目のバランスを見てからキャスティングを決めて、完全な当て書きで作っていきました。

 

「七不思議が紐付いていき、8個目の不思議が見えてくること」

「重要な登場人物は不在であること」

だけが決まっていて、七不思議が連想されやすい学校が舞台になり、平時だと事件が起きにくいので文化祭期間中になり、できるだけ安楽椅子探偵の形式を取りたかったので全員を学生にはせず、部屋を出る理由がある大人(顧問かOB)を登場させることになりました。

 

そこからはもうひたすら、世界中の七不思議を調べ、数字について調べ、参考作品を見漁り、ノートにまとめて作り上げていきました。

僕はプロットをパソコンでまとめることができず、いつもネタを作るのはノートとボールペンを使います。大学の授業よりもよっぽどペンを握りました、、、

 

ー ー ー ー ー ー ー

 

 

この公演を終えて、家のカギは

 

・緊急事態宣言での上演中止(2回)

・コロナ禍での新様式作品の上演(1回)

・緊急事態宣言下での公演実施(1回)

 

を経験しました。

今後に必ず活きていく経験になったと思っています。

これからも家のカギをよろしくお願いします。